10月6日スタートした連続ドラマ『silent』。
https://www.fujitv.co.jp/silent/
めめの出演ということで全身全霊で視聴。
見終わってから、あまりに良質なドラマすぎて感嘆のため息をついた。
こんなに切ないドラマ、久しぶりに見た。
放送時からTwitterの世界トレンドに上がったり、
フジテレビ史上最速で最高の見逃し配信回数を160万回突破したりと、
かなり話題になっていることからもその凄さがうかがえる。
まだ1話でこの注目度。
だけど、見た人は分かると思うけどそれだけ視聴者を引き込むくらい素晴らしい作品だ。
あらすじは、
主人公の川口春奈演じる青羽紬とめめが演じる佐倉想のラブストーリーで
高校時代に付き合っていた二人が
想の病気がきっかけで離れていた時間を経て再会するところから物語は始まる。
こういう、再会がきっかけで過去の恋愛が動き出すとか
病気がきっかけで離れ離れになるとか
そういう物語はこれまでもいくつもあったけど、
このドラマはなんと言っても脚本と演出が丁寧でとても素晴らしい。
言葉と音楽で繋がっていた二人が
そのどちらも通じ合えない状態での再会はとても残酷だ。
それを有線イヤフォンで繋がっていた高校時代と
無線イヤフォンが主流になった現代という描写で表しているのは今の時代ならではの演出ではなかろうか。
オープニングで雪が降る中、まるで二人っきりの世界みたいに静かな空間で
紬と想がテンポ良く楽しそうに会話しているのは
まるで喧騒の中イヤフォンをつけて好きな音楽だけの世界に入り込んでいるときのような感覚と似ている気がする。
メインキャストの一人、風間ぽん演じる手話教室教師の春尾を通じて
この話の鍵となる聴者と聴覚障がい者のリアルな描写も今後描かれていきそう。
病気を扱うドラマはえてして綺麗な部分しか描かれないことが多く、
そういう作品が多い。
そういう話はある意味フィクションとしては正しい姿かもしれないが、
理想と現実のギャップのようなリアルな描写があることで
登場人物一人一人がまるで現実世界にいる知り合いの一人かのように等身大の人物として
見てる人を作品の世界に引き込んでいくのではないだろうか。
脚本と演出の素晴らしさはもちろん、なんと言っても演者の細かい表情まで演出が行き届いていて感動する。
高校時代、教室で紬が想に何の音楽を聞いているのか話しかけるシーンで
カメラのピントは紬と想に合わせてあるが、
その奥で湊斗がなんとも言えぬ切ない表情で二人を見つめているシーンがあった。
ラストの想の手話のシーンでも
めめの苦しくて切ない表情、手話の間(ま)、どれもこれも見てるこっちも切なさで感情移入せざるをえなかった。
高校時代があまりにもキラキラ輝いていたからなおさら切ない。
二人の行く末が気になりすぎて2話の予告を何度見たことか…
紬と想に幸せになってもらいたいんだけど、湊斗もめちゃくちゃいいやつで
もう、この感情どうしたらいいの…(遠い目)
ここからはジャニオタとしての感想に入らせてもらいますが、
このドラマでめめの演技にかなり熱い視線が集まったのでは。
朝ドラと映画2本の公開も控えているし、これめめファン爆発的に増えるよね。
(前にも同じようなこと書いちゃっているけど↓)
あとシンプルに顔が素晴らしい。
高校時代の時の優しく微笑む想の顔見た??
私の初恋の思い出に目黒蓮がいた気がする…と錯覚してしまうほど(危険)。
目黒蓮って”国民的初恋”枠だよね。
みんな好きになるやつ。
「切ない、つらい、キュン、初恋、顔良すぎ、切ない、苦しい、みんな幸せになって、顔良すぎ、切ない、来週楽しみ…」
という意識で一話見終わるそんな素晴らしいドラマです。
早くBlu-rayBOX欲しい………………………(気が早くてすみません)