私ですね、キンプリの曲は好きな曲がたくさんあるんですね。
ナミウテココロとかKiss&Cryとか僕のワルツとか本当たくさん。
その中でもめちゃくちゃ岸くんぽいなあと思って、聞くたびに岸くんを思い浮かべる曲が、
『僕の好きな人』。
物語調な歌詞で、同級生のことが好きな”僕”が好きな子の恋愛に一喜一憂するというもの。
好きな子には別に好きな人がいて、
好きな子の髪型の変化に相手の恋愛模様を推測したり、
自分にもチャンスがやってくるのでは?と淡い期待を抱いたり、
だけどまだ一歩踏み出す勇気がない”僕”だけど、
いつか好きな子の幸せが自分の幸せだと言える日まで片想い続ける…
という、青春真っ只中の爽やかだけど切ない恋愛ソングである。
そう、これは決して主役のヒーローの話ではなく、
当て馬ポジの男の子目線の曲なのだ。
当て馬というと、ドラマなどでは恋愛が成就しない悲しき男というイメージがあるが、
ドラマを盛り上げるためには絶対的に必要なスパイスなのである。
岸くんの当て馬歴といえば「近キョリ恋愛」である。
主人公とヒロインと同じ幼馴染という役どころだった岸くん。
この役は当て馬の教科書の1ページ目に出てくるような当て馬中の当て馬なのである。
(最後はとても悲しい終わり方なのでまだ見ていない人は是非見てほしい)
当て馬の一番の特徴は「いいヤツすぎる」という点である。
岸くんは全世界が知っての通りめちゃくちゃいいヤツだ。
実際にあったことはないすけど、画面から伝わるいいヤツオーラは間違いない。
その性質と役柄があまりにもマッチしすぎているのである。
岸くんにはこれからも演技の仕事をやって欲しいと思っていて、もちろん主役でキリッとした役もいいんだけど、
脇役でも光る素晴らしい演技ができる人なので、そういう重要な当て馬役にもどんどん出て欲しいと切に願っている。
だから私は岸くんの『僕の好きな人』の世界観がまんま岸くんなとこが好きです。