岸くんの発言で笑わなかったことは無い。
断言できる。
岸くんはなぜこんなにも面白いのだろうか。
私が思うにそれは岸くんの“真面目さ”ではないだろうか。
岸くんの発言で我々は笑うけれど、
当の本人はいつだって本気で発言している。
要は笑いを狙っていないのだ。
笑いというものの構造は
「沈黙」「破壊」「共感」
で成り立っていると私は思う。
思うっていうか前に誰かがどこかで言っていたのを見たような気がする。
笑う前には必ず「沈黙」がある。
そこで突然予定調和では無い言葉や動きという「破壊」があって笑いが起きる。
その笑いも「共感」が無ければ何が起きているのか分からないただのハプニングになる。
だから「共感」も必要。
岸くんは普段はいつもベラベラ話す感じではなくわりと大人しめにそこにいる。
そこで話を振られて突破な発言をする。
その発言内容は決してウィットに富んだものではなく、私たちの分かる言葉なのだ。
「沈黙」「破壊」「共感」である。
岸くんはそれが自然にできる人。
かっこよくて優しくて歌も踊りもうまくて、更には人を笑顔にさせられるなんて、
岸くんって本当にすごい人なんですよ。
だから私は岸くんの笑わせる才能が好きです。