SnowMan岩本照初主演『モエカレはオレンジ色』
公開おめでとうございます。
公開日、ひかるのコロナ陽性が判明し、舞台挨拶が出来ず断腸の思いかと想像できるけど、
とはいえなんとか予定通りの公開となりファンとしてもホッとしてます。
公開前は主演として怒涛の日々だったと思うので、この機会にゆっくり休んでね、ひかる。
さて、例に漏れず私も早速観に行ってきました、
『モエカレはオレンジ色』。
うん、あのね、これから語らせてもらうのは“批判”では決して無いってこと頭に入れておいてもらって、
あくまでこれは“ツッコミ”だということ。
もうね、怒涛のツッコミ映画なの。
相席食堂だったら全然進まない。
千鳥もボタン叩く手が火を吹くレベル。
見ながら心の中でツッコミすぎて、今めっちゃハイになってんの、私。
そんなハイな状態で帰りの電車でこれ打ってます。
これは記録しなければと言うことで、
この映画のツッコミポイントを雑多に書かせてもらいます。
最初のシーン。
学校の消防訓練中なのに、転校したばかりで名簿に名前がなく点呼できなかったと言う理由で一人だけ訓練に参加せず屋上でたそがれてるめるる。
そこに現れる蛯原。
訓練だから助けにきたとめるるを担ぐ蛯原。
それが二人の最初の出会い…
っておい、学校何やっとんだ。
転校生だからって名簿に名前なくて訓練に参加してなかったの気づかなかった☆テヘ☆
…じゃねえんだよ。
どんだけゆるいんだこの学校。
まあこの学校というか、この地域全体がなかなかゆるく、
のちに放火、多重事故、大型施設大爆発などが起きる。
治安大丈夫か?
そのあとスーパーでバッタリ出くわした蛯原とめるる(とその弟)。
「この前の訓練ではどうも。」みたいな感じでスーパーから家まで送り届ける時に、蛯原が優しい言葉(「あんま無理するな」的なこと)をかけてめるるが「(トゥンク…)」となり好きになる。
…何度このシーンを繰り返しても、今この文章を打ってても好きになるポイントが弱過ぎる。
え?あって2回目の面識でこれで惚れるか???
それ、顔が岩本照だからじゃねえのか??
それとも、この時のシーンもっと深い言葉言ってたけど私の記憶が飛んでる??
いや、これは私の心が荒んでるだけで一般的にはこれくらいのことで好きになるもんなのか??
まあ、ヒロインはいたいけな女子高生だしな…
…という葛藤を開始5分で味わうことができます。
まあそれからなんやかんやあるわけですけど(雑)、
キャンプのとこもいろいろと大変だった。
焼きそばに砂糖を入れようとする蛯原とか…
彼曰く、砂糖は隠し味だそうで…
あんな筋肉隆々な男が砂糖の袋ごと焼きそばにぶち込もうとしてるの怖すぎる。
そして唐突にめるるのスマホに入ってる蛯原の写メを蛯原本人に見せようとするめるるの親友の女子。
怖すぎる。
いくら仲がいい友達だったとしても自分のスマホのカメラロールを他人に見せようとする時点でダメ、ゼッタイ。
そんななかめるるのスマホにつけてたキーホルダーがブッチ切れ、崖の下へ…
すぐさま、近くにあったロープ(!?)を使い、崖下に落ちたキーホルダーを取りに行く(!?)展開。
なぜならそのキーホルダーはめるるが大切にしてる父との思い出のものだったから……(そうだったんか…)
もうね、このシーンが怒涛過ぎて。
「え!人のスマホ見せるとかこわ!え!何でキャンプにそんなしっかりしたぶっといロープ持ってきてんのこの人たちこわ!え!崖下降り立ったんですけど!こわ!」
この一連の流れがものの3分くらい。
マジあっという間。
てかめるるの父のエピソードをいろんなアイテム使ってちょいちょい挟んでくるんだけど、
伏線張ってからの回収が0.1秒なんよ……
この展開の動きの早さ…やっぱ消防士が主役だから?(多分違う)
この時点でもう映画館内ざわついてた。
私の隣に中国人のカップルが座ってたんだけど「真的吗…?(マジか……)」って言ってたもん。
あと、私、この時にめるるの役名が”萌”だと知る。
だから『”モエ”カレはオレンジ色』なのか〜〜〜〜〜〜(気づくの遅すぎる)
そしてまたなんやかんやあるわけですけど(雑その2)、
めるるが蛯原に想いを伝えるわけ。
けど、蛯原は「それはダメだ…」と言うわけ。
そらそうだ。
この時点でめるる16歳だし、蛯原は何歳か知らんけどおそらくアラサーだと思われる(原作読め)。
しかも公務員だし、未成年に手を出すわけには………………………………
……………………
……………………
……………………と言うわけでは無かったみたいです!!!!
正直、ここらへんよくわからんかった。
え?未成年だからダメだと思ったけど付き合わないけどけど好きだよってこと?けどハグはオッケー?
なんかもう思った以上にサクサク進み過ぎて見てるこっちが焦っちゃったよね。
まじで展開がサクサクサクマ。
蛯原がスーツ着てめるるんちに来たとことか
色んな意味でギリギリ。
「お前が学校を卒業したら止められねえから。」
だそうですよ。至近距離で。
いやもう家まで来とる。草
いやもういっそいきなりスーツで来るのも止めるべきだった。
(お母さんが超フランクでよかった)
クライマックス。
もうさ、その前の救急救命士のワード出た時に、映画やドラマのプロウォッチャーである私は気づいてたわけですよ。
「これ、フラグ立ったな」と。
案の定。
案の定中の案の定。
めるる母が「帰りにこの施設にある温泉にアカスリに行きましょ〜!」って言ってた時に勝ちを感じたよね。
ここでももうサクサク進むわけ。
この施設にスプリンクラー無いんか…?
この後の展開は見てのお楽しみなんだけど、
ここまで長かった……
心の中でツッコミしすぎて私の方が鎮火してた。
もっとこの5倍はツッコミどころあったんだけど(誕生日会とか、宿舎に迷い込んだとことか)、もう文章打つ体力がない。鎮火です。
上映終了後、他の客たちもみんな大盛り上がりで
前に座ってた女子高生たちが「ちょ、マジ言いたいことありすぎるんですけど!!」とか言いながら帰ってった。
まあ、こんな長々と書いてますけど
色んな意味で記憶に残る作品になったと思いますよ。
とりあえず出てる人たちみんな一生懸命にやっているんだなあ(みつを)みたいな気持ちになれます。
あとめるる可愛い。
見終わった後、色んなシーンが走馬灯のように頭を駆け巡り、
後にはひかるの上腕二頭筋が残ります。
そんな映画です。(そんな映画です?)
まだ見てない人は是非とも色んな葛藤を胸に見ていただきたい。
なんだかんだこんなに熱く語る映画は久しぶり。
もう一回観に行こうかな(中毒性)。